2016年9月30日金曜日

芸術鑑賞会

昨日は、県立劇場にて芸術鑑賞会が行われました。

天候が心配されましたが、無事に移動完了。

毎年恒例のこの行事、昨年度はJazzコンサートでした。

今年度は伝統芸能です。


まず、滋芸狂言会の方々による狂言『柿山伏』から。

私は歴史の教員なもので、能や狂言が好きなのですが、さて中学生たちはどうでしょうか・・・。




コミカルな動きで物まねを強要される山伏の姿に大爆笑でした。

狂言は室町版の「コント」とも言うべき喜劇ですが、
動きの奥ゆかしさや空間表現の巧みさは格別です。


さて、演目が終わり、舞台袖から橋懸りを渡ってくるのは・・・。



なんと中学生!!

ワークショップで狂言の仕草を学びます。

いいなぁ・・・。


まずは狂言の姿勢から。

とあるマンガで、能や狂言の動きを「全力で止まる感じ」と表現していましたが、

確かにきつそうです。がんばれ!


笑い声の練習です。

「筋がいい」とほめられていました。



次は山伏が柿をもいで食べるシーン。

いい表情ですね。





食べます。

「さてもさても、これはうまい柿じゃ」

声の強弱や高低をつけるのが難しそうです。



4人ともなかなかの好演でした。

お疲れ様。

高校生からは「可愛い~」と歓声が上がっていました。



つづいての演目は『仏師』。

仏像を求めに都に出かけた男と、詐欺師のやりとりを描きます。

言葉遣いが難しく、内容がぼんやりとしか理解出来ていない生徒もいましたが、

何となくでも雰囲気で笑ってしまうのが狂言の面白いところ。




さて、狂言のあとは、豊来家 玉之助さんによる『太神楽』でした。

単なる曲芸ではなく、「喜びを言祝ぐ(ことほぐ)」という目的が素敵ですね。


生徒たちからは「すごい・・・」、「カッコいい!!」などの歓声が上がります。



こちらの芸などは、生徒が家で真似しないことを祈るばかりです。

しかし本当に凄い!


こちらは見たことのある方が多いはず。


「太神楽は「代」神楽とも言う」というお話が興味深かったです。





さて、最後の演目は落語。

林家菊丸さんによる『手水廻し』です。

中学生の皆さん、「手水」、読めますか。


方言の違いや言い回しの違いから生まれる誤解を面白おかしく語ります。



この後は高校生を交えたワークショップが行われました。


落語で用いられる話し方や間の取り方、声の使い分けの技術は、

日常生活でも役に立ちそうです。


「伝統芸能」と聞いて敬遠してしまう人もいます。

確かに言葉遣いなど、難しいものもありますが、

ちょっとした動きや短いことば、衣装や舞台の中に、

昔の日本の良さや美しさが「ぎゅっと」凝縮されています。


これを機に、中学生たちが大いに興味を持ってくれるといいですね。


2016年9月28日水曜日

第64代横綱

第64代横綱といえば、



そう、曙太郎元横綱です。本日、熊本地震復興支援の一環で本校に来ていただきました。
学付高校の卒業生である、内田雄也さんのご縁で来ていただくことになりました。
改めて、学付の卒業生の方の人脈は広いなと感じました。


 
授業終了後に、生徒と曙さんとの交流会を行いました。





 

生徒からの質問コーナー









 


本校の誇る熊本市チャンピオンの相撲部と
記念撮影






 


それぞれの学年で集合写真








みんな曙さんの大きさに、ただただびっくりしていました。
曙さんほど体格を大きくすることは難しいでしょうが、
生徒のみんなにも、心も体も大きくなってくれればと思いました。

 
曙太郎元横綱、関係者の皆様、ありがとうございました。


 



                                     

2016年9月27日火曜日

オープンキャンパスが行われました。

オープンキャンパスが行われました。

今年は地震の影響もあり、例年より遅く9月25日(日)に行われました。
去年までは夏休み前の3連休に行っていたので、今年は参加される方も少ないのではと心配していたところ・・・



















例年以上にたくさんの方にご参加いただきました!
生徒たちもその参加された方の期待に応えようと、精一杯お手伝いをしてくれました。















受付をしてくれる生徒や




学校行事を説明する次期生徒会長、副会長。



途中、バイオリンでの演奏で気分転換し、



バスケットボール部のコントを交えた部活動紹介を行いました。

後半の部では、子どもたちは中学校で行われている授業を実際に体験しました。
国語、数学、英語、理科、社会の各教科と、本校独自のプログラムである深学科プログラム(詳しくはホームページ等をご覧ください)の授業を行いました。
その中でも深学科プログラムは多くの子どもたち、保護者に興味を持っていただいたようで、定員いっぱいの参加者が来てくださいました。

授業が終わると、学校見学の時間です。
見学している間、吹奏楽部や多様な特技を持った生徒による素敵な演奏が行われました。






次は、10月16日(日)に中学校説明会が行われます。
また多くの方に学付中の様子を実際に見ていただければ幸いです。


2016年9月17日土曜日

Something Forever

タイトルにある「Something Forever」は本校の1期生が始めた、「それぞれの特技を披露する」イベントです。

部活動など学校で行われる活動については、その活躍を他の生徒に見てもらう機会がありますが、個人の習い事や特技を学校の友人たちに見せるチャンスはなかなかありません。

そこで、「自分たちが普段頑張っていること(もの)を見てもらいたい」と企画されたのが上記のイベントです。


久しく行われていなかったのですが、今期の文化委員会において、「学付中の文化の一つとして復活、継続させよう!」という話が持ち上がりました。

テスト明けで紫風祭前という忙しい中での開催ではありましたが、出演者(組)は何と5組!

昼休みの時間を使い、3日間にわたって開催されました。


①ピアノ演奏



②ギター弾き語り



③漫才…というよりコントでした



④1年生はダンスを披露



⑤ピアノとバイオリンの二重奏…優雅でした






観客もたくさん




観客からは「すごい…」、「上手!」、「面白かった」などのコメントがあり、成功だったようです。



出演者にとっては自信をつける機会として、観客にとっては普段みることができない友人の一面を見ることで、「自分も頑張ろう」と刺激を受ける機会として、これからも継続してほしい取り組みです。